この本は私にとって一生涯のつきあいになるだろうと思う本。 チベットの生と死の書をわかりやすく解説してくれるこの本は、チベットの高僧のもとで幼少学び、その後西洋の教育も受けたチベット人によって書かれている。著者ソギャル・リンポチェの素晴らしい洞察力と敬謙さと彼の豊かな教えに脱帽させられる1冊だ。この本を読むと自分の心が恐ろしいほど穏やかになる。後半からは実際に死に対面するときの修行法等が書かれているので、う~んと思ってしまう人もいるかもしれないが、前半部は万人が理解できるようなメッセージになっているのでお薦め! 「Glimpse after Glimpse」という、上記の本の教えを毎日に反映させていくように、365日、それぞれ1ページにわたるメッセージが書かれた本がある。調度「生と死」を読み終わった後だったので、彼のその本をこの1月から読み始めている。 そして昨日、2月10日はエゴについてだった。 エゴとは己を捕まえようとすることだと、そしてその執着心が不安と恐れを生み出すのだと。そして我々が懸命に手にしようとしているものは、実際は存在しないものなのだと。 不安や恐怖心から行動を起こすと、いい結果は生まれない。自分が何かを決めるときには、決して恐怖心に動かされてはいけないし、誰かに不安や恐れを植え付けてから、操ろうとすのは大きな間違いだ。私たちは恐れずに生きなければならないし、恐怖からではなく愛から生まれる行動をとることはとっても大切。 だから母は美しいのかと思う。 だって、多くの母は「I」だけのモチベーションではなく、「We」のモチベーションで自然に生きているから。(まぁ、子供に対する愛のあまり、防御本能で恐怖心が生まれることもあるんだろうけど)そして、そのつながりはとっても深い。 私の今を映すのはあなた あなたが見る私はあなたでもあり 私が見るあなたは私でもある 全てはつながり永遠に廻っていく だから・・・ あなたの思いにとらわれすぎなくっていい あなたが決めつけてしまわなくていい 生きているという その不思議と奇跡に身をまかせるだけで それだけでいい エゴを手放すって、自分というこだわりから自分を解放して 垣根をとっぱらうこと・・・なのかもしれないなぁ・・・ 果たしてエゴなくして、この慌しい資本主義を生き残れるかってことだけど・・・それは後々のお話。
by lunaxsol
| 2007-02-11 09:10
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